気が気でなければなんなのさ

揉んでも硬くなるばかりでどうにもならぬことだってあるのだ

日記180804

連日猛暑が続いて日が沈むまでコンビニまで歩く気すら起きないが、そういった暮らしをしていると段々と昼と夜がひっくり返ってきてしまい、目を覚ましたのは太陽が南中した後になる。体感温度を下げるにはエアコンの温度よりも風量をあげた方がいいということをNHKのラジオで聞いたので実施したところ、やかましくて眠れそうもなくなったため、夜は静音モードにすると良いことに気づいた。ところで暑いと洗濯が大変楽ちんだし、布団を虫干しすることだってできるのでそこだけは素晴らしいと思う。紫外線赤外線、核の炎にほどよく焼かれたお布団はカラッと乾いていて太陽の匂いがする。なおこれはダニの死骸の匂いだと思っていたが、どうやら人間の皮脂などが太陽によって蒸発するときの匂いであるらしい、どちらにしてもあんまり綺麗なものではないが、干したばかりの布団に寝転がるのは心地いいので、刷り込みで「いい匂い」ということになっているのだと思う。

環境を変えるとそれまで気づかなかったノイズに気づくことがあり、東京に帰ってきて家のスピーカーの電源を入れると丁度50Hzぴったりのハムノイズが薄っすら鳴ることが判明した。しばらく点けておくと音は収まった。たぶん慣れたのではなく実際に音が無視できるレベルまで小さくなったはずである。原因の究明に努めている。

iPhoneが6以降丸っこい形になってから大きく形状を変えていないので気づかなかったが、もう前回機種変更をしてから3年は経つのでしっかり旧式化しているらしい。Twitter AppではモーメントからRTしようとすると落ちるし(でもこれは多分バグだ)、マクドナルドのでクーポンを表示しようとアプリを起動しようとしたところ何度もクラッシュするので泣く泣く諦めて安い朝食用のマフィンにした。家では起動していたので陰謀論が脳裏を掠めたりもした。帰りに商店街の看板をぼんやり見つめていると「営団地下鉄 最寄駅前」と書いてあった。この看板ももしかしたら2020年に向けて改修されてしまうかもしれない。早くも来年に向けてホームの工事が進んでいる。

Spitfire LABSのSoft Pianoという音源を友人に教えてもらったのでやっとMIDIキーボードで試すことができた。基本的には素晴らしくノイズの乗りまくったピアノの音がするが、音量の制御が難しく、それと単純に実家の上等な電子ピアノと鍵盤のつくりが違うので慣れるのに手間取った。実用に向けて練習中である。

お土産を渡すために人と話した。口頭でも文字を通しての会話でもコミュニケーションには齟齬がつきものであると思った。認知の歪み、それなりに人とコンフリクトを起こさないと気づくことができないので苦しいと思う。被害妄想、加害妄想。修正点が見つかるのは進歩の印としてあまり後ろ向きには捉えていないが、それまでに発生した損失を考えるとやっぱり明るい気持ちにはならない。

Bluetoothで動くキーボードを購入し怠惰を極めている、これがあれば重たいPCを持たずともiPadや、場合によってはiPhoneで出先でもばちばちものが書けるというスグレモノではあるのだが、いかんせんあまりにも外が外出に向かないので結局家で使っている。デバイス本体から離れたところにキーボードが置けるのがだいぶ便利であり、DTM作業時に手元がMIDI鍵盤で埋まってしまいPC操作が億劫だ、という点が解消されたのも思わぬ収穫である。ええ机を買えという話かもしれんが、2000円で全部ことが住んだのならそれでええやんとも思う。

狂ったように角質を取り始めたら調子が良くなったので続けている。ファレルウィリアムズ曰くめっちゃ角質を取りめっちゃ水を飲むのが美肌の秘訣であるそうである。

5年ほどあっていない人間の訃報を聞いた。互いに顔を知っている人間が死ぬのはこれで3人目である。