日記:20190216(毎朝くしゃみがバリ出よる / 最近練習していること(比較的実用的なおはなし))
咳が出る、くしゃみが出る、しかし咳もくしゃみもするものであって、何が出ているかというと唾液と鼻水であるから、どっちかというと「発疹が出る」みたいな話であるらしい、最近寝起き1時間だけくしゃみが鬼のように出よるんでくしゃみの神様は何をそんなにお怒りかしらとおもってグーグル先生に聞くと寒暖差アレルギーというものっぽく自律神経をしっかりせえやと怒られた、鬼にも神様にも先生にも怒られてばっかりである。そんなに怒らんでもええではないか、何が悪いのか、朝起きて夜寝ることの何がそんなに偉いのか。えらいとおもいます。
たまには実用的な話をします。
もともとはなんの話であったかというとこれはもうちょっとちゃんと自分が押している鍵盤が、なんでもってそこのが押されておるのか、他のではあかんのんか、白黒ばっかりあってペンギンかパンダのようである、もっとカラフルなやつはないのか、いやいやペンギンもパンダも可愛いではないか、白黒ばかりの何が悪い、そもそもお前だって持ってる服の殆どがモノトーンではないか、しかしグレーくらいはあってもいいだろう、あっていいわけあるか司法の名において白黒つけてやるわこの野郎、と全わたし議会がかつてないほど紛糾したことに端を発しており、そんな折YouTubeで見つけたのがこの動画、そんな都合のええことがあってたまるかいというほど単純明快である。
JAZZ SCALES EXPLAINED IN 10 MINUTES (the end to your confusion)
ジ・エンド・トゥ・ユア・コンフュージョンの名に恥じぬまさに快刀乱麻を断つというべきたいへんわかりやすい動画で、簡単に言っていることをまとめると
・コードごとにスケールを当てたいですね
・ほなまずスケールにはコードの構成音が入りまっしゃろ
・ほんで1,3,5,の音から全音上げた音を弾きまっしゃろ
・セブンスコードやったら被らんと7音あるさかいにそればっか弾いておったらええねん
・△7やったらリディアンスケールやし、m7やったらドリアンや、ドミナント7やったらリディアンドミナント、m7b5やったらハーフディミニッシュや
ということである、動画自体はスケールを導き出すお話をしているけれども、おそらくこれを応用するとアヴォイドを避けてうまいこと綺麗にテンションを載っけることも可能であって、これはもっと簡単、ルート+全音から、元のコードがメジャーであればメジャー、マイナーであればマイナーのコードを弾けば良い、ローズ・ピアノから無限に素敵な音が出てくれる。イヤン便利。
しかしメジャーセブンスにに当たるのがリディアンスケールとなるとこれはちょっと匂うなと思い、簡単に調べてみるとこれまた便利なページが見つかった、グーグル先生はすごい、ありがとう、怒らないで。
CSSさえ使っていないHTMLべた書きのページなので一瞬で読み込める、ありがたい。このページではリディアンクロマチックコンセプトのお話をしておって、これがまた「リディアンスケールを12個覚えたらだいたいどのコードに対してもアドリブ弾けるやん」というお話である、というか普通に考えてあればメジャーキーことイオニアンを12個覚えておったらメジャーキー全部弾けるやんと思うものであるけれども、いやいやそういった標準の音階はリディアンにしたほうがええんちゃうかということを言いだした人がおって、そうした成り立ちに関しては後々読んでいくとしても、ここに書いてあることを簡単に引くと
(引用)
1.maj、maj7、maj9 (メジャー)
1度すなわちルートと同じ音がトニックのリディアンスケールを当てはめられます。例、Cmaj7(maj9)→ルート→C→Cリディアンスケール
2.m、m7、m9(マイナー)
短3度から始まるリディアンスケールが当てはめられます。
例、Cm7(m9)→短3度→E♭→E♭リディアンスケール
3.7th、9th(ドミナントコード)
短7度から始まるリディアンスケールが当てはめられます。
例、C7(9)→短7度→B♭→B♭リディアンスケール
4.m7b5(オルタードマイナー)
減5度から始まるリディアンスケールが当てはめられます。
例、Cm7♭5→減5度→G♭→G♭リディアンスケール
5.♭9、♯9(オルタードドミナント)
短9度から始まるリディアンスケールが当てはめられます。
例、C7(♭9、#9)→短9度→D♭→D♭リディアンスケール
(引用ここまで)
となっている。で、ここでDm7を考えると、マイナーコードの場合は短三度の音からリディアンを弾けばいいので、Fリディアンを弾くことになるけれども、同時に先の動画ではDのドリアンを弾くことになっている。どっちも弾けるともいうし、どっちを弾きゃええねん、と言う話でもあるけれども、そういう話ではない。DドリアンとFのリディアン、構成音が同じである。実は先の動画とこのページでは全くおんなじ話をしていたのだ。そんなことはない。この話が当てはまるのはm7だけであって、ドミナント7の場合はルートのリディアンドミナントスケールの4度の音だけ、セブンスのリディアンの構成音から半音上がる(ものすごくややこしい書き方をしたのでG7を弾いて各自お試しいただきたい、LCCの場合はFリディアンなので全部白鍵だが動画のやり方で弾くとCが半音上がるはずである)し、m7b5の場合も一つだけズレる(B7で試すとLCCではやっぱりFリディアンを弾くことになるのでさっきと同じ位置が半音ズレる)。どちらがより適切なのかはちょっと微妙で、とくにm7b5の場合は該当部分を半音上げてやらねばルートと短二度でぶつかるので結構アヤシイ。ここはちょっと詳しい人にお願いします。
長々と話をしてきたのでまとめます。
・△7はどっちにしてもリディアンを弾く
・m7は動画では短三度のリディアンとルートからのドリアンは完全に一致するので各々の考え方でやったら良いと思う
・ドミナント7 、m7b5では動画のやり方とLCCでは一音だけズレるところがあるが、LCCだとアヴォイドっぽい気がする、気をつけながらお好みで
・練習しましょう
いかがでしたか?お前がどう思おうがおれには関係のない話だが
ということで、最近適当に鍵盤弾くにあたってもちょっと気の利いたメロが弾きやすくなった気がする。もっと練習します。